リンパマッサージ方法・やり方と効果

リンパマッサージの正しい方法・やり方を知って、効果的なリンパマッサージをしましょう

むくみとリンパマッサージ

むくみとは、血液中の水分が血管やリンパ管の外にしみ出し、
体内の水分が増えて皮膚の下にたまった状態のことです。

通常の状態であれば、血液内にある水分が何らかの原因で
血液中に戻らず、過剰にたまっていき、むくみとなります。
むくみが出やすいのは顔や足であり、目に見えるので、
分かりやすいといえます。

むくみの原因には、「体液循環、排泄機能に問題があるもの」と、
「病気などが原因のもの」の2種類があります。

体液循環、排泄機能の問題の場合、リンパの流れをよくする
リンパマッサージが有効です。

膝の裏側にあるリンパ節である、
膝窩リンパ節をリンパマッサージすると
むくみ、冷え、セルライト改善に効果を示します。

足を動かすことで血行を良くし、
リンパの流れも向上させることができます。
足の裏(ツボ)を刺激することで、足の血行をよくする
こともできます。

簡単なむくみ解消法は、足枕でしょう。
横になる時に、足に枕などを置いて
足を自分の位置より高い場所へ置くと、
重力によりリンパ液が足先から体に戻るので、
むくみに効果があります。

むくんだ状態が慢性化してくると、
リンパ液の中ある老廃物が悪影響を及ぼします。
老廃物中のタンパク質が水分を抱え込み、
更にむくみが悪化することとなるのです。

むくみはセルライトの原因となります。
老廃物と皮下組織に無数ある脂肪細胞及びコラーゲンが結びついて
セルライトになるのです。
むくみが続くと、老廃物の量も溜まって行く為に、
更にセルライトがリンパなどを圧迫して、
むくみが酷くなるという悪循環も生まれます。
むくみを放置すると、末端の細胞まで、
酸素や栄養を運べないため肌荒れなども起こってしまいます。

むくみを起こさないよう、リンパマッサージなどで
血行を良くしていくことが大切です。